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視線でも操作できるパソコンについて研修しました

2021.08.17

こんにちは、作業療法士の柴野です。

今回もコミュニケーション機器についての話です。

先日「所内コミュニケーション支援研修会」を開催し、”視線入力装置による意思伝達装置”について研修を行いました。

今や、私たちにとってパソコンの無い生活は考えられなくなっています。それは、障がいがあってもなくても変わりませんが、障がいがあるとパソコンを扱うことは簡単でありません。

画面の右にあるパソコンが、「オリヒメ アイ」という視線でも操作できるパソコンです。操作する人に特別な機械は装着していません。

例えば、「け」を入力したい時は、「け」を見ようと視線を動かすと「け」が画面中央に移動してきます。そして、一定時間文字を見つめると入力することができます。(文字で説明するのは難しいですね。動画を撮れば良かったことに後から気が付きました・・・)。もちろんメールやインターネットの操作もできます。

パソコンで全てが解決するわけではありませんが、遠くに離れた家族や友人と連絡を取ることができたり、自分の知りたい情報を集める事も可能になります。パソコンが使える事でその人の世界が大きく広がり、ベッドに居ながら世界旅行だって可能になります。

アニメや漫画の世界が少しずつ現実になってきています。頭で考えるだけでパソコン操作ができる日も、そう遠くないのかもしれませんね。

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