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改造した教習車で自動車運転訓練をしています

2021.08.23

こんにちは。 障がい者支援施設支援員の島田です。

今回は訓練課自動車運転科で使用している教習車の改造についてご紹介します。

障がい者支援施設に入所するか、または通所して、自動車運転訓練を受けることができます。

左足運転装置

まずは、右上下肢の機能障がいがある方に向けた「左足運転装置」です。

一般にアクセルは右足で操作します。しかし、右麻痺がある方は右足では操作が困難ですので、「左足でアクセル操作」ができるようにします。それがこちら。

頑丈なプレートで車の床に固定してあり、画面左のペダルを踏むと、その力が部品を伝わって右のアクセルペダルが踏み込まれます。

左ウインカー

次にご紹介するのは「左ウインカー」です。

やはりウインカーレバーも一般には右手で操作するようになっています。それを左手で操作できるようにしたものがこちらです。

画像中央に右から左に伸びているレバーが「左ウインカー」です。

別の角度から見たものがこちらです。

レバーを既存のウインカーの根元に固定して、左に伸ばしています。

旋回ノブ

最後にご紹介するのは「旋回ノブ」で、片手でハンドルを操作するための装置です。それがこちら。

ハンドルについている丸いつまみ(ノブ)を使うことで、片手でも正確にハンドル操作ができます。

私が初めて見た時に、どの改造も意外と単純な構造で驚きました。点検しやすく、故障もしにくい印象を持ちました。

自動車運転訓練についてのお問い合わせは、当センター地域医療福祉連携室までお気軽にどうぞ。

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