こんにちは、義肢装具科です

2022.02.14

　まだまだ寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

　記憶に新しい東京パラリンピック。新型コロナウイルスが流行する前になりますが、スポーツ義足で走るランニングクリニックに参加して来ました。室内にてパラリンピック出場選手から、膝継手の振り出しと義足への体重移動のタイミング等を個別に指導を受けた参加者は、屋外トラックを走り抜けて行きました。

　義肢装具士を目指す学生の臨床実習を、今月から4週間の日程で予定していましたが、受入れが中止となりました。学生が安全で安心して実習が行えるよう、リハビリテーションセンター院内感染対策委員会で決められた「長野県内新型コロナウイルス感染症警戒レベル別各種対応表」に基づき、実習期間前の体調観察および実習期間の健康チェック、マスク着用、手指消毒の徹底等感染対策に一層注意していただきながら受け入れを予定していました。義肢装具士を目指す学生にとって臨床を学ぶ大変良い機会でしたが、2年続けての臨床実習生受入れ中止は残念なことです。

　義肢装具士の英語表記は「Prosthetist and Orthotist」で、PO（ピーオー）と呼びます。義肢装具士になるには、義肢装具士の養成校（全国に10ヵ所）に入学し卒業すると義肢装具士国家試験の受験資格が得られます。国家試験に合格すると義肢装具士になることができます。