作業療法実習生が来ています
2023.05.30
こんにちは。作業療法科の作業療法士の片岡です。
病室から見える木々の新緑がさわやかな季節に、作業療法科に実習生が勉強に来ています。今回はその実習の様子をご紹介したいと思います。
実習生は患者さんにご協力いただき、評価やリハビリの様子を見学しています。また、作業療法士の指導の下、リハビリの一部を担当することもあります。実習生が見学していると、患者さんがいつも以上に意欲的に取り組まれている様子もみられます。また、患者さん自ら作業療法士の仕事について実習生に教えてくださることもありました。
実習生と過ごす中で、自分が実習生だった頃や働き始めた頃のことを思い出し、初心に帰る機会となりました。私自身センターで実習させていただき、患者さんや現在一緒に働いている職員の方々から、作業療法士の魅力をたくさん教わりました。その経験が働くようになった今でも支えになっていると感じます。今度は自分が実習を担当する立場になりましたが、実習生との関わりの中でも作業療法士の役割や難しさ、やりがいを改めて感じることができています。実習生からも、実習生を通した患者さんとの関わりからも、学ぶことが多くあると感じています。
5月からコロナが5類感染症に移行され、制限のあった実習生の見学対応も徐々にコロナ禍前に戻りつつあります。実際のリハビリの場面を見学することで、作業療法士の仕事について理解を深め、魅力を感じていただける機会になればと願います。