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高次脳機能障がい患者・家族の集いが行われました

2022.07.13

 6月11日に当センターにて、「第68回高次脳機能障がい患者・家族の集い」が行われました。今回は、コロナ感染対策のため、ご家族のみの参加での開催となりました。


 今回は当センター言語聴覚士の石巻さんによる「記憶障害について」の講義のあと、参加者同士の意見交換会を行いました。
 講義では記憶とはどのようなものか、忘れてしまうとはどういうことか、そしてリハビリについてわかりやすく話していただきました。参加者からも「家でも決めごとを書くようにしてみます」などと生活での具体的なヒントになったようです。

 今後も障がいの理解を深め、日常生活に役立てられるような講義を予定しています。


 意見交換会ではご家族と職員が入った2グループに分かれ、写真のように形で自由にお話ししていただきました。車の運転や、今後のことなどが話題に上がり、様々なお話を聞くことができました。同じ境遇の方々と思いを共有でき、話すことで少しでも気持ちが楽になったり、自分の経験を話すことが、ある人にとってのアドバイスになることもあると思います。毎回時間が足りなくなってしまうほど充実した意見交換会になっています。皆さんが十分に話せるような方法を今後も考えていきたいと思います。
 次回は10月15日に開催予定です。   (文章:作業療法士)

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