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医師を目指し医学生になった青年に起きた事故・・・(加藤医師インタビュー)センターの紹介⑤ー2

2024.03.15

看護師の北島です。今回は前回の続きでついにインタビューです。

それではいよいよインタビューしていきますね。

北島:なんか患者時代を知っているので照れ臭いです。。。

加藤:はは。そうですね。なんか変な感じですね。

北島:僕も加藤医師について知らない事が沢山あるので、今日は色々教えてください。早速、医師を目指したきっかけを教えてください。

加藤:はい。母が看護師をしたこともあり、子供のころから「医療」は身近な職業でした。中学高校と進学し将来を考える中で「人の役に立ちたいになる仕事」に就きたいと思いがあり、わかりやすく「人のためになる仕事」=「医療職」という発想になりました。

北島:わかります。僕も母が看護師なので医療職の想像がつきやすいですよね。でもなんで医師だったんですか?

加藤:母からは理学療法士も提案されたのですが、子供の頃はリハビリの現場を見たことがないので想像つかなかったんですよね(笑)で、結局医療職を目指して勉強を頑張る中で、「医師」という選択肢もみえてきたので、医師を目指そうと決めました。

北島:選択肢が見えたって・・・単純に頭良かったってことですね(笑)今もあの頃の医師を目指した理由「人の役に立ちたい」という気持ちは変わらずありますか?

加藤:そうですね。医師になった今でも、目指したきっかけである「人の役に立ちたい」という気持ちは強く持って仕事をしていますね。

北島:なるほど。医療職以外に他の職種を考えることはなかったのですか?

加藤:周りに会社員という人がいなかったので、仕事の内容が想像つかなかったですね。

北島:子供の頃から医師を目指して、そしてそれを実現した加藤医師はすごいですね。医学生になって、こう現実と理想との違いも出てくると思うのですが、悩んだこととかありますか?

加藤:ありますね。できる医師に憧れがある中で、自分の至らない点を振り返ってしまうと落ち込みましたね。

北島:それを聞くと加藤医師ってまじめだなって思っちゃいます(笑)

加藤:根はね(笑)他人と比べて自分は・・・ということはあまりなかったと思うんですが・・・でも結局は周りの人をみて、このくらいでもいいんだと思えるようになりましたね。

北島:0か100みたいな発想って学生時代しがちですよね。

加藤:医学生時代は色々悩みながら実習していましたね。

北島:写真も載せているので多分皆さんが気になるところだと思うんですが、、、今車いすに乗っていますが、そのいきさつを話せる範囲で話していただけますか?

加藤:はい。生まれが白馬で、スキー場の近くで育ちました。徒歩でいける距離でした。小学校3年生くらいからスノーボードが好きで、大きくなるにしたがい結構ジャンプとかもしていました。

北島:白馬で徒歩圏内にスキー場!?すごく贅沢な立地ですね。それであれば相当上手だったんですか?

加藤:まぁそれなりにできていましたね(笑)大学生の頃にスノーボード中のジャンプで失敗してしまい、第12胸椎の脱臼骨折をしてしまい車いすの生活になってしまいました。

北島:僕もスノーボードをやるので、脊髄を損傷する事があるというのは知っていたと思いますが、自分がなるとは思わないですよね。

加藤:スノーボードをやる中で、リスクはつきものだなと考えながらやっていたところはあるんですが、実際搬送中に足の感覚がなくなったときに「脊髄損傷」かもなと思いました。

北島:それって「脊髄損傷」という障がいが分かるだけにつらかったですね。

加藤:そうですね。足の感覚が無くなるのは一時的なものってこともあったっけ。いや、やっぱりこれは脊髄損傷だよね・・・なんてそんなことを考えながら搬送されていましたね。でこれが脊髄損傷だとスノーボードができないなと思うとつらかったですね。

北島:根っからスノーボードが好きだったんですね

加藤:そして医師国家試験の前で、「これから社会にでていくぞ」という時だったので、今後医師として仕事ができるのかという不安も感じました。

⑤-3へ続きます。

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