作業療法士の臨床実習生を受け入れました。

2022.03.31

 リハビリテーション療法部の作業療法士です。

 新型コロナ感染症が国内でも確認されて2年が過ぎました。

 作業療法士に限らず多くの医療職、医療関連職種は、卒前教育の一環として臨床現場での実習が必須になっています。しかし新型コロナ感染症対策のため臨床実習ができなかったり、全てオンラインで実施した養成校もあったようです。

 作業療法科でも昨年度の臨床実習は中止となりましたが、今年度は感染対策を行った上で県内の養成校から3名の臨床実習生を受け入れ、全員無事に終了することができました。

 昨今、オンラインでの診療も一部許可されたり、オンラインでの会議も増えていますが、「百聞は一見にしかず」の諺どおり、実際に患者さんの動作を見せて頂いたり、身体を触れさせて頂いたりすることで疾患や障がいなどの理解が進みます。

 作業療法科に来られた臨床実習生も、新年度には臨床現場に出たり、更に上の学年で勉学に励まれるようです。患者さんから教えて頂いたことを、いつか患者さんにお返しできるよう、これからも学びを深めてもらいたいと願うと共に、自分自身も初心に立ち返る機会を頂くことができました。感謝。

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