放射線技術科のご案内

放射線技術科では様々な放射線撮影装置を利用して、体の隅々まで検査を行っております。CT装置やMRI装置をはじめとした最新の検査機器を揃えており、安心、安全、高精細の画像検査が可能ですので、ぜひ安心して検査をお受けください。また、他院からの依頼検査もお受けしております。詳しくはお問い合わせください。

一般撮影装置

画像検査の中で最も基本的な検査で、レントゲン検査ともいわれます。
肺炎や骨折、組織の石灰化、関節の変形等、得られる情報は非常に多く、かつ短時間で検査が終わるので、検査の第一選択としてよく用いられます。

一般撮影装置
一般撮影装置
一般撮影装置

使用装置:FUJIFILM DR CALNEO PU(富士フイルム)


CT撮影装置

放射線を360°方向から照射し、断面像を得る装置です。
0.625㎜という非常に薄いスライスで撮影が可能なため、わずかな病変も見逃しません。細かなデータ収集が可能なため、後処理を行うことで3次元的な描出も可能となっており、手術前等の計画には非常に参考になります。

CT撮影装置
CT撮影装置
CT撮影装置

使用装置:Revolution Maxima(GEヘルスケアジャパン)


MRI撮影装置

放射線を使用しておらず、磁石の力を用いて画像を撮影する装置です。放射線を使用していないため非侵襲的な撮影ですが、強力な磁力を用いて撮影をしているので、体内金属(ペースメーカー等)がある方は撮影ができない場合があります。詳しくはスタッフにご相談ください。
CT装置と同様、体の断面像を撮影することが可能ですが、CT撮影以上に軟部組織(脳室や筋肉、神経、腱等)を描出するのに優れています。CT装置とMRI装置はどちらも断面像を撮影するという点では似ていますが、優劣があるわけではありません。各装置で描出される組織や得意とする部分が大きく異なるので、患者様の症状をよくお聞きした上で、もっとも効果的な画像を撮影できるよう選択しております。

MRI撮影装置
MRI撮影装置
MRI撮影装置

使用装置:Signa Explorer 1.5T(GEヘルスケアジャパン)


骨密度測定装置

骨粗しょう症等の診断の指標となる骨密度を測定する装置です。超音波を使った簡易的なものと違い、当センターでは微量な2種類の放射線を照射するDXA法という最も精度の高い方法で骨密度を測定しています。主に腰椎、大腿骨を同時に測定しますが、検査時間がおよそ5分と短時間で、寝ているだけの検査ですので、とても負担の少ない検査となっています。

骨密度測定装置
骨密度測定装置
骨密度測定装置

使用装置:PRODIGY Fuga Advance-C(GEヘルスケアジャパン)


X線TV装置

X線の照射装置がCアーム型となっており、任意方向に動かせるので様々な方向から体の中を透視することができる装置です。体の中を透視しながら、神経に穿刺したり、造影剤を注入したりと、リアルタイムで体の中を観察しながら手技を行えるのが特徴です。

X線TV装置
X線TV装置
X線TV装置

使用装置:Ultimax-i(キヤノンメディカルシステムズ)