切断後のリハビリを受ける方へ

義手・義足の患者さんのリハビリテーション

義手・義足の患者さんが県リハでリハビリテーションをするべき4つの理由

当センターでは現在義手・義足を製作し訓練をしている患者さん、または今後義手・義足を検討している患者さんの入院受け入れをしています。

リハビリテーションを実施しながら義肢の製作・調整を行います

病院内に義手や義足を製作・調整できる施設があります。

長野県内でも病院内に義肢を調整できる施設があるのは、当センターを含め2ヶ所しかありません。修理・微調整が必要な際や装着時の違和感がある際に、義肢装具士がすぐに対応致します。また、義肢の扱いには、基礎的な体力・筋力が必要です。リハビリテーション部門と連携して義肢装着前の基礎づくりから取り組みます。

病院内に義足や義手を作成・修正できる部門がある

切断端を良好な状態にケアする方法を学びます

皮膚トラブル専門の看護師を筆頭とした皮膚ケアチームがあります。

義手、義足の患者さんは肌のトラブルがつきもの。予防的なケアはもちろん、ご自身でのケア方法を丁寧に説明します。万が一トラブルが起きた際は、皮膚ケア専門の看護師(皮膚・排泄ケア認定看護師)と整形外科医が指揮を執って、適切かつ早急に対応することができます。

皮膚トラブル専門の看護師を筆頭とした皮膚ケアチームがある

植木 敬子 看護師

  • 2016年 日本コンチネンス協会 コンチネンスリーダー
  • 2017年 皮膚・排泄ケア認定看護師 取得
  • 2016年 快適自己導尿指導士 上級

義肢作成にかかわる制度活用についてご相談をお受けします

義足や義手などの補助申請をスムーズに行えるようお手伝いします。

義足や義手などの補助申請をスムーズに行うことができる

義手や義足を購入しようとするととても高額のため、社会制度で受けられる補助があります。
どのような補助が受けられて、どのような書類を準備・提出する必要があるのかを経験豊富なスタッフが丁寧に説明し、スムーズな手続きを実現します。

社会復帰に必要な支援を行います

社会復帰のために障がい者支援施設の利用も可能です。

当センターの病院部門での訓練が終了した後は、併設されている身体障がい者支援施設に入所して、復職や車の運転など社会復帰にむけた訓練を受けることができます。
※身体障がい者支援施設への入所については市町村の許可を得る必要性があります。

社会復帰のために必要なスキルが習得できる
社会復帰のために必要なスキルが習得できる

このように義手・義足を使った生活を考えている方にとって、入院生活はとても有意義なものになると考えています。
気になる点やご不明な点、入院を考えている義手・義足の患者さんはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ
代表電話番号 026-296-3953

県リハのような専門的な病院での入院生活