褥瘡の看護

褥瘡は発生しても仕方ない?いいえ!今は発生を予防する時代!!

褥瘡(床ずれ)は「寝たきりでなければ出来ないだろう」と思っていませんか?褥瘡は靴擦れと一緒です。圧迫が続く、擦れなどを繰り返すことで皮膚が変色し、傷ができ、それが褥瘡と呼ばれる傷になります。傷ができた原因を除かずに過ごすことで、何度も同じ場所に繰り返し褥瘡が発生してしまいます。「なんでこの傷ができたのだろう?」…この原因を、私たち褥瘡に関わる看護師は患者さんと共に考え、褥瘡を早期に治す、そして発生させない看護に力を入れています。

こんな時は早めの相談を。

当センターは脊椎の損傷や関節の変形、四肢の切断、脳疾患による麻痺などを有する方が多く、残存する機能の拡大を目指してリハビリテーションに取り組んでいます。
そのため、安静によりできる褥瘡よりも、動くことで発生する褥瘡が多い傾向にあります。

「下着やおむつ、衣類に血液のようなものが着いて、汚れることが多い」
「お尻やくるぶしに傷が繰り返しできてしまう」
「褥瘡を予防してというけど、どうやって予防したらいいかわからない」
「ベッドマットレスや車椅子クッションがへたってしまっている」

こんな経験や悩みごとはないですか?ご相談ください。